
冬になると「水やりの回数を減らした方がいい」とよく聞きます。
でも、どれくらい減らせばいいのか、迷いますよね。
この記事では観葉植物の冬の水やりについて減らす理由・目安・時間帯・やりすぎを防ぐコツを園芸店員の目線でまとめます。
[写真1:冬の窓辺に置いた観葉植物]
この記事でわかること
- 冬に水やりを控える理由
- 水やりの回数と量の目安
- 水やりに向いている時間帯と、水の温度
- 置き場所で気をつけること
- 葉水と肥料
- 水のやりすぎのサイン
- 鉢の素材による乾き方の違い
冬に水やりを控える理由
気温が下がると多くの観葉植物は、成長がゆるやかになり水を吸う量が減ります。
夏と同じ感覚で水をあげると土が乾かないまま湿った状態が、続き根が傷む(根腐れ)原因になります。
また、気温が低い時期は、土の中の水分も蒸発しにくくなります。
水やりの目安
基本は夏と同じで土の表面が乾いてからあげます。
ただし、冬は乾くまでの時間が長くなります。
- 回数の目安:植物の種類や置き場所で変わります。目安は1週間に1〜2度程度です。
- 1回の量:鉢の底から水が出てくるくらい
- 土の乾きの確かめ方:指で土を触る/鉢を持ち上げて重さを確かめる

水やりの時間帯と水の温度
冬は日中の暖かい時間帯(午前中〜昼ごろ)に水やりをするのがおすすめです。
夕方以降にあげると夜の冷え込みで鉢の中が冷えやすくなります。
水の温度は冷たすぎないようにしましょう。
置き場所で気をつけること
- 窓際は夜に冷え込みやすいので夜だけ部屋の中央へ移動する
- 暖房の風が直接当たる場所は乾燥しやすいので避ける
葉水と肥料
- 葉水:暖房で空気が乾燥するので葉水をする場合は暖かい時間帯に
- 肥料:成長がゆるやかな時期は基本的にお休みします
水のやりすぎのサイン
次のような様子があれば、水が多すぎるかもしれません。
- 葉が黄色くなって落ちる
- 土がいつまでも湿っている
- 土から、嫌なにおいがする
- 幹や茎の根元が、やわらかくなっている
[写真3:水のやりすぎのサイン(葉の黄変など)] ※撮影できれば
鉢の素材による乾き方の違い
- 素焼き鉢:水分が抜けやすく乾きやすい
- プラスチック鉢・陶器鉢:少し乾きにくい
- 鉢カバーを使っている場合:カバーの底に水がたまっていないか確認する
よくある質問
Q. 冬はまったく水をあげなくてもいいですか?
A. 観葉植物の多くは冬も水やりが必要です。土を見て乾いていれば与えてください。塊根植物など冬に水を控える種類もあるので種類ごとの育て方を確認してください。
Q. 土が乾いていたらすぐにあげても大丈夫ですか?
A. 土が乾いていても朝晩の冷え込む時間帯は避けて日中の暖かい時間にあげましょう。
まとめ
- 冬は水を吸う量が減るので水やりは控えめに
- 土の表面が乾いてから日中の暖かい時間帯にあげる
- 水のやりすぎのサインを見逃さない
植物の植え替えの基本はこちらでまとめていますが、春と秋に行うのがおすすめです。
▶ 【植え替え解説記事へのリンク】
