ガジュマル

【園芸店員が解説】ガジュマルの剪定のやり方|間伸びした枝を切って樹形を整える

ガジュマルの枝がひょろひょろと伸びて、樹形が乱れてしまった。 そんなときに行うのが「剪定(切り戻し)」です。

この記事では、間伸びしたガジュマル4株を、幹の付け根から思い切って切り戻して「丸坊主」にした様子を、手順と剪定後の管理とあわせて紹介します。

この記事でわかること

  • ガジュマルが「間伸び」する理由
  • 剪定に向いている時期
  • 剪定の手順と、用意するもの
  • 剪定後の置き場所・水やり・寒さ対策
  • 剪定したあとの経過(随時更新)

ガジュマルの「間伸び」とは

葉と葉の間があいて、枝が細く長く伸びてしまう状態を「間伸び」といいます。 主な原因は、日当たりの不足です。光を求めて枝が伸びるため、全体のバランスが崩れていきます。

間伸びしたままにしておくと、次のようなことが起こります。

  • 枝が重くなり、鉢の重心が偏って倒れやすくなる
  • 樹形が乱れて、飾りにくくなる

間伸びした姿も味わいですが、樹形を整えたいときは剪定で仕立て直すことができます。

剪定に向いている時期

ガジュマルの剪定は、生育期の5〜9月が適期です。気温が高い時期ほど、切ったあとの回復が早くなります。

今回は10月の剪定で、適期をやや過ぎています。そのため、切ったあとの回復には時間がかかる可能性があります。この記事の「経過の記録」で、実際の様子を残していきます。

これから同じように強く切る場合は、初夏〜夏に行うのがおすすめです。

用意するもの

  • 清潔な剪定ばさみ(要確認:実際に使ったはさみの名前)
  • ゴム手袋
  • 新聞紙や敷物

ガジュマルの枝を切ると、白い樹液が出ます。肌が弱い方はかぶれることがあるので、手袋をしておくと安心です。床や机につくと取れにくいので、敷物の上で作業します。

剪定の手順

STEP1 切る位置を決める

今回は、幹の付け根から切り戻しました。 低い位置から新しい枝を出させることで、コンパクトで安定した樹形に仕立て直しやすくなります。

STEP2 作業場所を整える

敷物を敷き、手袋をします。鉢を安定した場所に置きます。

STEP3 幹の付け根から切る

はさみで、幹の付け根から枝を切り戻します。迷って少しずつ切るより、位置を決めてから切るほうが、切り口がきれいになります。 出てきた樹液は、拭き取っておきます。

STEP4 切ったあとの姿

葉も枝もなくなり、幹だけの「丸坊主」になりました。

見た目は驚きますが、ガジュマルは丈夫な植物です。幹や根が元気であれば、そこから新しい芽が出てくることが多い植物です。

剪定後の管理

置き場所

日当たりの良い場所に置きます。今回は、南向きの日当たりの良い屋外で管理しています。

水やり

1週間に一度、土の表面が湿る程度にしています。 葉がなくなると水を吸い上げる量が減るため、普段のようにたっぷり与えると、土が乾かずに根を傷める原因になります。

肥料

新しい葉が出てくるまでは、与えません。

寒さ対策

ガジュマルは寒さが苦手で、葉がない状態では特に弱りやすくなります。屋外で管理している場合は、最低気温が10℃を下回るようになったら、室内の明るい場所に移します。

植え替えとの関係

剪定も植え替えも、植物に負担がかかる作業です。同じタイミングで行うのは避けて、時期をずらすのが無難です。 植え替えの手順は、こちらの記事で紹介しています。

▶ 【植え替えのやり方の記事へのリンク】

経過の記録(随時更新)

日付様子
10/3(剪定直後)4株すべて丸坊主にしました。南向きの屋外に置いて、1週間に一度、軽く水やりをしています
10/18(約2週間後)(18日に確認次第追記)
11月上旬(約1ヶ月後)(追記予定)

[写真:経過の写真を追加]

よくある質問

Q. 丸坊主にして、枯れてしまいませんか? A. ガジュマルは丈夫で、幹や根が元気なら新しい芽が出てきやすい植物です。ただし、時期や株の状態によって回復の早さは変わります。今回の様子は「経過の記録」で残していきます。

Q. 切った枝は挿し木にできますか? A. できます。今回は挿し木にはしていません。

まとめ

  • 間伸びは、日当たり不足が主な原因です。
  • 強い剪定は、生育期の5〜9月が適期です。
  • 剪定後は、日当たりの良い場所で、水やりは控えめにします。
  • 葉がない間は寒さに弱いので、気温が下がったら室内へ移します。

▼ガジュマルの育て方の基本は、こちらの記事でまとめています。

▶ 【ガジュマルの育て方の記事へのリンク】

経過を追記していくので、ときどきのぞいてもらえるとうれしいです。

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